チュロスにはもう一つ確かな伝説がある。

ここ30年間、選挙の際に遊説に来られて工場で出来立てのチュロスを食べられた方で選挙に負けた方が一人もいなかったのである。
それも全員に出すかというとそうでもなく、私だけが出すのかというとそういうわけでもなく、工場長が出すこともあるし、場合によっては工場の社員さんであったり、候補者本人から要望があったりとさまざまであるが、今までそれが必ず当選をしてきたのである。

これも本当に不思議に感じていた。でも実は今年のある選挙でその伝説が途切れてしまったのである。
唯一、チュロスを食べられた方が落選をしたのである。
これは何か意味があると考えている。もう少し時間が必要なのかもしれないと思っている。兎に角、チュロスは凄くパワーのある商品だといつも思わせてくれる。

星のチュロス生ハム巻