製品は完成した。販売開始の号令をかけたが、まずは一番売ってもらいたいところがF社であり、真っ先に営業をかけた。

先ずは上から攻めることに、見事的中!商談成立「よっしゃ!これで行ける」思わず飛び上がった。トップの了解を取ったのだからこれで安心。

しかしながら2カ月待っても注文が上がって来ない。

すぐに調べた結果、途中でその話がストップしてしまい、一歩も進まないという事であった。もう一度計画を組みなおし、今度は時間がかかっても下から攻めることにした。

その間、もう一つの候補である竹下通りをアッタックした。

幸いにも自社店舗の前に1坪のユニットを設置して頂き、販売を開始して頂いた。

この店舗は珍しさも手伝い売れに売れた。想像してみて欲しい、あの竹下通りを若い女の子が40cmのチュロスを持って歩くだけで話題になる。竹下通りは期待以上の成績であったことを記憶している。

今も昔も竹下通りは若者文化の発信地です。

この間もF社との交渉がなかなか進まない。

チュロスを渋谷竹下通りで販売