年が明け、早速場所探しに入ったがなかなかいい場所が見つからない。

そうこうしている内に今度は別の銀行から、隣の町で廃校の体育館が無料で貸し出しをしているので申し込んではどうかと言ってきた。
すぐに現場に見に行き、規模からいっても造りから行っても申し分ないので翌日に申し込みに行くことにした。

翌朝一番に隣の町役場に行って申し込みをしたところ担当者の返答が「申し訳ありません、町内の企業から申し込みがあり、昨日承認されました」とのである。

まさに一歩違いとはこのことである。

だが落ち込んでいる暇はない早速次なる候補を探しまわったが、帯に短し、襷に長しである。
1000㎡とういう倉庫や工場というのはあまりない。

そんな時、弊社の本社の向かいの自前の倉庫が目に入った。
倉庫物件として購入したものであるが約900㎡で少し狭いが、周りで駐車場を同じく900㎡購入できそうなので目いっぱい使えばなんとか行けそうだと決断を下した。

決まれば時間との競争である。

先ずは工場の図面に取り掛かった。
E社に相談を繰り返し、1か月くらいで仮平面図及び仮設備図面が出来上がり、設計事務所に付帯条件をいろいろ説明し依頼をした。
その後、駐車場も地主と交渉をはじめ2019年5月10日に売買契約を交わした。

次に工事業者である。
300㎡の追加建築が必要であり、その鉄骨等の資材を確保できる業者に選定し、いよいよ準備が整ってきた。

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