コロナ禍を通ってきて痛切に思ったことが一つある。
もし当初の予定通りに5000㎡の工場を建設していたら今頃どうなっていたかという事である。
今でもこれだけ厳しい中を何とかくり抜けることができたのは、建築資材が間に合わないという条件が重なってどうにもならない状況に追い込まれたからである。
今から考えるとなんと幸いなことであったか、但し、土地だけは購入したので、それでも投資額は想定の半分以下で済んだ。
あの投資額でコロナ禍の2年を考えると背筋が寒くなる。
ばかげた話かもしれないが、目に見えない何かに守られたと感謝をしている。
こうして今もチュロスを作れることを嬉しく思うし、一緒に歩んで33年を過ぎ、今年の5月2日で34年目を迎えた今年はすごく大切な一年であると考えている。楽しみながら、全力でチュロスに全精力を傾けていきたいと考えている。
厳しくて楽しい一年になりそうだ。